最近「スマホ依存症チェック」というものを見まして、少しイライラしてしまいました。それの将棋バージョンがあるか調べてみたところ、無いようなので自分で作ってみることにしました。もしこのチェックですべて当てはまるようなことがあれば、さすがに少しヤバいと思います。
①1日に何十局も将棋を指してしまうことがある
特に負けると引っ込みがつかなくなってしまうことがありますよね。寝る時間を惜しんで将棋を指してしまった人も「はい」を選んでください。
②会計の時小銭を将棋の駒みたいに持つことがある
服屋で「お会計100円になります。」と言われたときに100円玉を将棋の駒のように持ってよくわからんスポンジに(あのスポンジの名前知っている人いますか)おいてしまう人は「はい」を選んでください。店員さんもそんな客に商品を包装しなくてよいと思います。
③対局中に幻覚が見えることがある
対局中にふと寄せの形が見えることがあります。そういう時は大体勝つことができますね。それ以外に手首から虫が出てくるみたいな幻覚はあまりよくないです。一回でも見えたら「はい」を選んでください。
④将棋に関する質問に無駄に長文で答えてしまうことがある。
「四間飛車に対してどうすればいい?」みたいな質問に、「居飛車穴熊に組んで相手が56銀型なら▲24歩△同歩▲35歩△同歩▲65歩の仕掛けを狙って、44銀型なら早めに▲68角を引いて△55歩の仕掛けを警戒して、相手が藤井システム指して来たら▲57銀を保留して....」みたいにごちゃごちゃいらないことを相手に説明していないか。相手からすると最初の一行目でおなかいっぱいです。後半の文言はムーディー勝山くらい受け流されているでしょう。
⑤将棋ゲームに課金するため借金したことがある
将棋ゲームに課金するために大切な人からお金を借りるのはかなりの重症です。棋神を買い過ぎて破産しないようにお金のやりくりをきちんとするようにしましょう。一回でも借金をしたら「はい」を選んでください
⑥鬼ごっこでトライルールを適用したことがある
鬼ごっこのローカルルールはたくさんありますが、トライルールから着想を得て「ここまで行ったら勝ち」のルールを作ってしまうのは将棋依存症の疑いありです。鬼としても「トライルールで負け」とか言われたら、近くの木にウサギのぬいぐるみを打ち付けたくもなるでしょう。
⑦歩きながら将棋をしたことがある
歩きスマホの要領で歩き将棋をしてしまう方は、「はい」を選んでください。
⑧レートや達成率を溶かし過ぎて発狂したことがある
①と少しつながるところもありますが、正気ではない状態で指しまくった挙レートを溶かして発狂してしまったことがある人は「はい」を選んでください。
⑨将棋を指しているときの目がキマっていることがある
目がキマるのはかなりの中毒症状です。周りの人に確認してもらってください。
⑩対局している前後の記憶が飛ぶ事がある
これは対局の内容を忘れたということではなく、敗北に目を向けたくないがゆえに、対局自体を忘れてしまう人は「はい」を選んでください。
10個の質問において、「はい」の数が
・0~2個 健常です。まだ将棋の深渕を覗いていません。
・3~7個 ちょっと気を付けないと深渕を覗くことになってしまいます。
・8~10個 依存症の疑いがあります。
もしこの記事を読んで、自分は将棋依存症の疑いがあった方は、将棋クエストあるある
や、将棋ウォーズあるある などを見ると共感ができると思いますので、興味がある方は見て頂けると嬉しいです。